開発プランナーBLOG(MYU Planning and Operators)

『青い金』と呼ばれる水

こんにちは、Risaです。

2012年最初のブログですね、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

さて、みなさなまは年末年始、どのように過ごされたでしょうか。

 

私はといえば、年末のタイとハワイ(常夏地帯)出張を経て、

お正月休暇、信州安曇野(極寒地)への実家帰省。

気温差約40℃

 

 

 

いきなりですが、私は地元に帰ると髪の調子がものすごく良くなります。

しっとりつやつや、指どおりなめらか。

もうね、いつシャンプーのCM出演依頼が来てもいいくらい。

(来ませんけど)

 

 

 

・・・それは なぜか。

 

 

 

私の持論ですが、

これはまちがいなく「お水」のおかげだと思うのです。

 

 

 

そう、実家の水道やシャワーから出てくるのは、

『安曇野のきれいなお水』。

 

このお水でごはんを炊いたら美味しいのと同様、

髪を洗えば調子がよくなる、ということだと信じています。

水の力おそるべしです。

 

 

 

そんな中、地元の『信濃毎日新聞』で、気になる記事をみつけました。

新年の連載記事で、タイトルは『青い金』。

 

 

2012_01_11_1.jpg 

 

長野県内の公営水道を運営する業者を対象に、上水道と簡易水道の

水源地が誰の所有になっているかなどを状況を調査した結果、

全水源地の25パーセントが私有地または「所有者不明」の土地にあり、

さらに10パーセント以上が取水や開発に対する規制がないのだそう。

 

「全国的に外国資本などによる森林買収の動きなどが指摘される中、

自治体の備えが問われそうだ」・・・と書かれています。

 

 

例えば自分が、使い道もなく、買い手も付かない山奥の土地を

所有してたとして、ある日いきなり外国の大企業から、

「あなたの山をOO千万円で買い取りたい」、と

言われたら、そりゃあなた心動いちゃうのは人情です。

 

 

 

実際に、安曇野の水を求めてミネラルウォーター工場の進出が相次ぎ、

それらの工場では、出荷量が急激に増加しているのだそうです。

つまり、取水量(水を汲み上げる量)がどんどん増えているということ。

 

 

 

さらに次の日の記事では、そういった取水の影響を思わせる

地下水の水位低下が実際に現れた事例を紹介しています。

きれいで豊富な水が必要不可欠のワサビ田で、湧き水の減少が

起こっているのだそうです。

 

2012_01_11_3.jpg 

 

 

安曇野市では2010年から、市の地下水保全対策研究委員会を

立ち上げています。研究委によると、安曇野市の地下水は、

年間約600万トン減っているのだそう。

換算すると、「東京ドーム約5杯分」ですって。

 

 

・・・この「東京ドームOO分」ってのと「レモンOO個分」って

人をわかったような気にさせる、すごい単位ですね。いいんですけど。

 

 

 

 

水を取り巻く環境は、大きく変わりつつあるようです。

林野庁と国土交通省のまとめでは、2010年の1年間のあいだに

軽井沢や北海道で計10件の森林が海外の法人や個人によって

取得されたそうで、なかでも北海道のニセコ町では、

町の水源地そのものが取得対象となったとのこと。

 

 

 

水源地で暮らす人々にとっては、きれいで豊富な水と共にある生活が

昔からの、当たり前の日常でした。

けれどその「当たり前」が今、決してそうではなくなってきています。

 

 

 

世界的に水の資源価値が高まる中で、

新聞特集のサブタイトルである『水は誰のものか』という問いかけと、

SUNTORYのグループ理念でもある『水と生きる』という言葉の意味を、

改めて考えながらお風呂に入る新年なのでした。

 

 

 

それではまた!

 

 

 

 

 

 

作成日時:19:52 2012年1月11日
トラックバックURL : http://www.myuplanning.co.jp/blog/system/mt-tb.cgi/82
開発プランナーBLOG トップページへ
↑このページの先頭へ